日本の北陸地方の県 <石川県・都道府県・地理>

石川県は、日本の北陸地方の県。県域は令制国の加賀国と能登国にまたがる。

江戸時代には前田家の加賀藩百万石となり、日本三名園の一つである兼六園が造営され、加賀友禅、九谷焼、金沢箔などの伝統工芸が発達した。

県庁所在地は金沢市。明治維新後、廃藩置県で1871年7月14日に金沢県と大聖寺県が成立した。

同年11月20日に金沢県と大聖寺県を廃止し、旧金沢県より射水郡以外の越中国の3郡を分けて新川県を設置、能登地方と越中国射水郡に七尾県を、加賀地方に金沢県を置いた。

明けて1872年2月2日に、金沢県庁を石川郡美川町に移し、この郡名より石川県と改称した。

現在の県名はこれに由来する。

なお、石川は古くから氾濫を繰り返し石ころ河原だった手取川の別名という説がある。

県庁の移設は、旧加賀藩の影響力を弱めるための時の政府の方策等諸説あるが、公式には金沢では県域の北に寄りすぎであるためという理由であった。

同年9月25日に射水郡を除く七尾県を石川県に併合、11月に足羽県より白山麓11か村を併合し、現在の石川県と同じ県域となった。

これにより、先の県庁移転の根拠が消滅し翌1873年に再び県庁は金沢に移転したが、県名はその後も石川県のままとされた。

その後、1876年に当時の新川県、敦賀県の嶺北地域を編入し、富山と福井に支庁を置いた。

しかし、1881年に福井県が、1883年に富山県が、それぞれ分離して現在の県域となる。
update:2010年07月23日